月1万円超のAI課金、実は必要ない
去年の秋頃、僕は気づいた。
毎月のカード明細に、ChatGPT Plus(月$20)、Claude Pro(月$20)、Gemini Advanced(月$20相当)、Perplexity Pro(月$20)が並んでた。いわゆる「推し活AIツール」状態。換算すると月8000円以上。加えてアイキャッチ画像用のCanva Pro、画像生成のMidjourney…気づけば月15000円超。
副業で月5万稼いでるなら30%がAI課金。これ、明らかにおかしい。
同じ悩みを抱えてる地方会社員、多いと思う。「とりあえず一流のAIツール揃えとく」的な心理。けど冷静に使用頻度を追跡したら、実は月2~3個のツールで事足りてることに気づいた。
この記事では、実際に僕が月15000円から月3000円に圧縮した方法と、「本当に必要なプラン選択」の判断基準を共有する。夏休みでまとまった時間ができるこの時期、カード明細と向き合う時間あるでしょ。
有料AIツール、あなたは本当に何個契約してる?
まず、自分が契約してるサブスク一覧を見える化しよう。多くの人は「何に月いくら払ってるか」を把握してない。
一般的な副業ライター・ブロガーが契約しやすいツール群がこれ:
| ツール名 | プラン | 月額(ドル) | 月額(円)※1ドル150円 | 実用性 |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | Plus | $20 | 3000円 | ★★★★★ |
| Claude | Pro | $20 | 3000円 | ★★★★★ |
| Gemini | Advanced | $20相当 | 2980円 | ★★★☆☆ |
| Perplexity | Pro | $20 | 3000円 | ★★★☆☆ |
| Midjourney | Pro(10$~) | $30 | 4500円 | ★★★★☆ |
| Canva | Pro | 月119.99$(年払い) | 月1200円程度 | ★★★★☆ |
「これ全部契約してる」という人、実は多い。理由は単純で「とりあえず試してみる」心理と「キャンセル手続きめんどくさい」という人間の怠惰。
ただし冷酷な事実:ほとんどの副業初期段階では、複数契約は過剰投資。
実際に「何を使ってるか」を2週間追跡した結果
去年12月、面倒だったけど思い切って「毎日どのツールを使ったか」をExcelに記録した。期間は2週間。
結果がこれ:
- ChatGPT Plus:14日中13日使用(93%) → 記事執筆、企画出し、リサーチ補助
- Claude Pro:14日中7日使用(50%) → 長文の校正、コード生成時のみ
- Gemini Advanced:14日中2日使用(14%) → ほぼ不要
- Perplexity Pro:14日中1日使用(7%) → 存在忘れてた
- Midjourney:14日中3日使用(21%) → アイキャッチ画像が必要な案件の時だけ
- Canva Pro:14日中12日使用(86%) → ほぼ毎日使う
この追跡データから導き出された結論:
実質的に必要なツールは「ChatGPT Plus」「Claude Pro」「Canva Pro」の3つだけ。月額で約7000円。残りは完全にムダ金。
Gemini AdvancedとPerplexity Proは、無料版で大体の用途は足りてた。わざわざ払う理由がない。
目的別・最適プラン組み合わせ早見表
| あなたのやってる副業 | 必須ツール | 月額目安 | 代替無料ツール |
|---|---|---|---|
| ブログ執筆 | ChatGPT Plus + Canva Pro | 4200円 | Gemini無料版(リサーチ) |
| Webライティング(記事代行) | ChatGPT Plus + Claude Pro | 6000円 | Perplexity無料版(事実確認) |
| デザイン副業 | Canva Pro + Midjourney | 5700円 | Adobe Express無料版(基礎編集) |
| YouTube企画・動画編集 | ChatGPT Plus + Canva Pro | 4200円 | YouTube Studio無料版(分析) |
| プログラミング副業 | ChatGPT Plus + Claude Pro | 6000円 | GitHub Copilot(月$10) |
| データ分析・リサーチ案件 | ChatGPT Plus + Perplexity Pro | 6000円 | Google Sheets AI機能 |
目的別に見ると、月3000~6000円の範囲で完結する。
乗り換えタイミング、失敗しない判断基準
「不要なツールをやめよう」と決めるのは簡単だが、実行は勇気がいる。「やめたら仕事に支障が出るかも…」という不安が生まれるから。
でも現実的には、以下の基準で判断すればリスクは最小限:
- 過去3ヶ月で月1回以下の使用 → 即解約(代替案を探す必要もない)
- 無料版で同等の機能がある → 有料版は不要(Gemini、Perplexityなど)
- 他のツールで代替可能 → より使いやすい方に統一(ChatGPTで解決できることはClaudeで解決できる)
- タスクが減ったら一時停止」も選択肢 → Canva Proは季節的に必要な時だけの契約でもいい
特に重要なのは「3ヶ月試用期間を設定する」こと。新しいツールを試すときは、先に既存ツールを解約してから追加する。同時契約は絶対NG。
実際の乗り換え手順と、夏休みでやるべきこと
理屈は分かっても、実行できない人が大半。だから具体的な手順を書く。
【Step 1】現在の契約を洗い出す(30分)
- クレジットカードの過去3ヶ月の明細をDLする
- 「サブスク」「Pro」「Premium」に該当する行をリストアップ
- 各ツールの登録メールアドレスとパスワードを確認(アカウント設定画面で)
【Step 2】使用頻度を記録する(14日間)
- スマホのメモアプリ or Notionに「今日使ったAIツール」を毎日書く
- できればツール名と「何に使ったか」も1行メモ
- 14日後に使用率を計算
【Step 3】不要なツールをキャンセル(15分)
- 使用率50%以下のツールは候補
- ただし「来月末まで様子見たい」なら、キャンセル予定日を設定(ほとんどのツールは直ちに失効させず予定日設定可能)
- 重要:解約したツールの代替案(無料版など)を先に確認してから解約する
【Step 4】月額を記録して満足度を高める(5分)
- 削減した月額を可視化「15000円 → 3000円になった!」
- その差額5000円で何ができるか考える(これが心理的な満足度につながる)
このうち Step 2 と Step 3 を夏休み中に実行することをおすすめする。会社員は日常業務が忙しく、ツール検討に時間が裂けないから。まとまった休暇こそが、人生を変える小さな決定をする絶好の機会。
「本当に安いプラン」を意外と見落としてる件
ここまで「不要なツールを削ろう」という削減ありきで書いてきたが、実は「より安いプランに変更する」という選択肢もある。
- ChatGPT Plus の年払い: 実は存在しない(月$20のみ)。ただし OpenAI Plus の連続決済をやめて「ChatGPT Free + API」に切り替える手もある(低頻度ユーザー向け)
- Claude Pro:月払いのみ だが、ウェイトリストに入ると割引がある場合も
- Canva Pro:年払いが実は割安 月119.99ドル × 12 = 1440ドル vs 年1199ドル。約20%安い
- Midjourney:$10/月の Basic プラン が意外と使える(月100枚の生成が目安)。Pro($30)は要らない人も多い
特に Canva Pro の年払いと Midjourney の Basic プランは、多くの人が見落としてる。月4500円のMidjourney Pro を契約してる人が、実は月1500円の Basic で足りるケース、珍しくない。
まとめ:この夏、AI課金を見直して副業の利益率を上げよう
有料AIツールの乗り換え・コスト最適化、つまり「サブスク断捨離」は、小さく見えて実は結構な金額インパクトがある。
僕の場合、月15000円 → 月3000円の削減は、年間14万4000円の削減。副業で月5万稼いでる場合、これは「実質3ヶ月分の無駄な労働をやめたのと同じ」。
重要なのは「削減」ではなく「最適配置」という思考。不要なツールを消すのではなく「本当に必要なものに集中する」という判断。
チェックリスト:
- □ 現在のサブスク一覧を洗い出した
- □ 過去3ヶ月の使用頻度を記録した
- □ 無料版で代替可能なツールを特定した
- □ 来月末までの削減ターゲットを決めた
- □ 削減した金額を「何に使うか」を考えた(これが大事)
夏休みの時間があるうちに、3つほど実行してみてほしい。完全に人生が変わるわけではないが、「自分の金の流れを把握する」という感覚は、副業を続ける上でめちゃめちゃ大事。
ではでは。