
シンガーソングライター 村下孝蔵
皆さんは村下孝蔵というシンガーソングライターをご存じだろうか?
「初恋」「踊り子」「ゆうこ」「陽だまり」
など多くの名曲を残し46歳の若さでこの世を去った男である。
(死因は高血圧性脳内出血 駒込のコンサート会場でのリハーサル中に突然、体調不良を訴え4日後に急変しそのまま帰らぬ人となった。1999年6月24日死去。)
サラリーマン風の見た目とは裏腹に
切ない歌詞と透き通った美声、元ピアノ調律師の絶対音感の持ち主。
ギターを「お遊び」といいながらもテクニックは間違いなく一級品。
YouTubeでは村下孝蔵の神技が800万回以上の再生回数を記録している。
「初恋」
初恋は1983年2月25日にリリースされた村下孝蔵5枚目のシングルである。
売り上げは50万枚を超え村下孝蔵最大のヒット作となった。
この曲は青春時代の実体験からきているそうだ。
綺麗な日本語の歌詞は本当に素晴らしい。
五月雨は緑色
悲しくさせたよ一人の午後は
恋をして淋しくて
届かぬ想いを暖めていた
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
放課後の校庭を 走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから 胸をはなれない夕映えはあんず色
帰り道一人口笛吹いて
名前さえ呼べなくて
とらわれた心見つめていたよ
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
風に舞った花びらが 水面を乱すように
愛という字書いてみては
ふるえてたあの頃
浅い夢だから 胸をはなれない放課後の校庭を 走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探がしてた
浅い夢 だから 胸をはなれない
胸をはなれない 胸をはなれない
今もはなれない 今もはなれない
村下孝蔵の透き通った美声で
カタカナや英語などが無い、切ない歌詞がスッと聞き手の心に届く。
「五月雨は緑色」「夕映えはあんず色」「ふりこ細工の心」「放課後の校庭を走る君がいた」
揺れる恋心やその情景が浮かび上がる素晴らしい歌詞だ。
「初恋」は多くのアーティストにもカバーされており、
沢田知可子・玉置浩二・Ⅿs.OOJA・三田寛子・いきものがかり・島谷ひとみ
などなど枚挙に暇がない。
現代のクリエイターによりミュージックビデオも作成されている。
まとめ
今回は時間がなかったので、また追記していきます。
皆さんも村下孝蔵さんの曲をぜひ聞いてみてください。


